「浪速ともあれ同窓会」
平成22年10月17日(日)にホテル・アウィーナで開催された第73回「大阪丸高同窓会」のハイライトは、何と言っても懇親会の半ばに行われた「書道吟」のパーフォーマンスに尽きるであろう。
昭和42年卒の三木賢二氏が吟ずる漢詩「静夜思」と完全にシンクロさせながら、平成16年卒の北山聡佳(号は翆心)さんが、この李白の五言絶句を特別製作の大型パネルに貼られた和紙上に揮毫してゆくダイナミックな筆さばきに、参会者はみなシーンと静まりかえり、終わるやいなや、会場は万雷の拍手に包まれた。
総会の始まる前の50分に亘る特別講演も好評であった。
「人にやさしい公園づくり」と題して、昭和42年卒の亀山が、大泉緑地を始め大阪府で数々の公園づくりを推進してた豊富な経験談を交えながら、また、氏が訪れた外国の公園写真画像で披露しつつ、「公園は文化のバロメーター、もっと気軽に利用しよう。」と熱弁を振るった。
講演と総会の間に、各テーブル毎に記念写真を撮り、帰りまでに全員の参会者に手渡す「クイックサービス」は、ここ3年間続いており、今年も好評であった。
参会者は167名。うち、在学中の大学生が20名。地元からの来賓は、
鈴木 厳(本部同窓会・会長)
河端常成(本部同窓会・副会長)
水尾保子(本部同窓会・副会長)
神原 正(本部同窓会・副会長)
山内孝茂(本部同窓会・監事)
馬場康弘(学校長)
鈴木英世(本部同窓会・事務局)
の各氏。
今年の世話役は、昭和42年卒の皆さん。関西以外からの応援も含む総勢24名が出席し、存在感をアピールした。
(会長・橋野博 記)