「サプライズは未来のタカラジェンヌ」
第74回大阪丸高同窓会総会・懇親会は平成23年10月16日(日)、午前11時から秋晴れの下、ホテル アウィーナ大阪で開催され、今年の出席者は150名で、そのうち学生他が16名であった。
最初に、世話役代表を兼務した香川正之(昭和43年卒)による特別講演「健康長寿は咬み合わせから」で幕を明けた。今回の試みとして講演の際、左右にスクリーンを配置してスライドを映写した。健康長寿を目指すには、若い時から多くの歯を残す努力が必要で、歯並びや咬み合わせを治し、健康的な生活を送ることがいかに大事であるかについて多くの治療例を示すと共に、顎のずれを是正するパフォーマンスも行った。身近なテーマだけに、静かに熱心に聴き入っていた。
総会においては、地元から出席いただいた5名の来賓の紹介後、橋野 博 大阪丸高同窓会会長(昭和32年卒)の挨拶があり、本部同窓会の鈴木 巌会長(昭和29年卒)よりご祝辞を頂いた。本部同窓会の水尾(亀山)保子(昭和31年卒)、神原 正(昭和32年卒)両副会長にも臨席いただいた。次に母校教頭の鶴岡英作先生や本部同窓会事務局長の鈴木英世先生(昭和51年卒)から丸高の近況報告や事務報告があり、まもなく校舎は建替えになる等の報告を頂いた。続いて、秋山三郎幹事長(昭和32年卒)から大阪丸高同窓会の事務報告や会計報告、寺島(西沢)晶子監査役(昭和30年卒)から監査報告があった。
なんといっても今年の同窓会のハイライトは、懇親会冒頭の特別余興「歌謡ショー」と題する元タカラジェンヌの絵莉千晶さんによるミニコンサートの際に、丸亀高校から初めて宝塚音楽学校に合格した東原美春さんをサプライズ紹介したことであった。まだ17歳とのことで、会場からは大きなどよめきが起こり、賞賛の拍手に包まれた。アンコール曲「瀬戸の花嫁」の際には会場を暗転し、多くの方々にケミカルライトを打ち振って頂き、会場はまさに一体となった。
その後、恒例となったテーブル毎の記念撮影を行い、乾杯の発声は43年卒全員が壇上に集合して行われた。懇親会途中には今年の丸高斯文祭のスライドを映写し、新人大学生紹介は、質問インタビュー形式で楽しく行われ、若い方々の将来の夢が語られた。また初参加者や久しぶり参加者のインタビューでは懐かしい思い出が語られた。
最後に、左右スクリーンに映る歌詞を見ながら校歌、応援歌の斉唱後、来年の再会を期して散会した。
今年も楽しい同窓会となり、43年卒世話役は一丸となって一生懸命、準備してそれぞれの役割を遂行し、盛会裡に終了した。
〔文責 香川正之〕