「老いも若きも 会場わくわく」
第75回大阪丸高同窓会は、平成24年10月14日、ホテルアウィーナ大阪で開催された。今年の出席者は171名で、そのうち学生が15名、来賓は本部同窓会の宮野恭匡会長、同副会長の水尾(亀山)保子さん、神原正さん、同常務理事の向井(近藤)みちるさん、校長の平尾敏彦先生と本部同窓会事務局の鈴木英世先生の6名。
午前11時、堀家正則氏(昭44年卒、大阪工業大学教授)による特別講演『必ず来る!関西の大震災』で幕を開けた。関西の地盤の成り立ち、大地震が起きた際に及ぼす影響や対策についての判りやすい紹介ぶりが大好評。東海大地震や南海大地震が想定されている今、多くの人の興味をそそり、活発な質問が相次いだ。地震が起きてから大阪に津波が到達するまで1時間ほどの間にとるべき行動を教えられるなど、有益な講演であった。
懇親会では,同窓生が各テーブルで旧交を温めている中,2つのビデオを放映。まずは、夏の全国高校野球・県大会決勝戦の実況放送短縮版。丸高は、昨年に引き続き惜しくも甲子園行きを逃したが、香川西に3点を取られた5回裏のシーンでは、会場から大きな溜息が漏れた。もうひとつは,母校の本館の改築に伴い、旧校舎が取り壊されてゆく姿を記録した放送部制作の映像。参会者は、それぞれが過ごした3年間を懐かしく思い出したことであろう。
今回は、昭和44年卒業生が世話役として入念に準備を重ね、各々の役割を遂行し、盛会で終えることができた。80才の最長老から大学1回生まで幅広い年代の方に参加して頂き、しかも歴代2番目に多い参加人数を記録したことに対し、厚く感謝したい。