「町のお医者はん」の話に大いに納得
本年度の大阪丸高同窓会は、第77回の喜寿を迎え、10月19日(日)に、大阪市天王寺区にある「ホテルアウィーナ大阪」で盛大に開催されました。来賓として宮野本部同窓会会長他5名をお迎えし、参加者は合計147名でした。そして、今年の世話役は橋野大阪丸高会会長が命名(?)の「しろーさん」(昭和46年卒)がつとめました。
今年の同窓会は、京都市内で内科診療所を開いている昭和46年卒の田中淳夫先生から『「家で死にたい」——町のお医者はんのつぶやき』と題する講演から始まりました。今まではおめでたい席に「死」というものを考えるのはいかがなものかというタブーを破るテーマでしたが、参加者には大変好評でした。質問も活発に出て、皆さんの関心事であるということを伺わせるものでした。
続いて総会に移り、来賓の竹内校長先生からは、ご自身の丸高卒業アルバム(昭和51年卒)の中に入っていたソノシートの再現があり、山地元校長先生(現本部同窓会副会長)の声が会場に流れました。
そして懇親会へと移り、各卒業年次毎に集まったテーブルでは、話の花が咲いていましたが、さらに盛り上げたのは、司会の春日秀子さん(昭和46年卒)です。プロの司会者として、わかりやすい明瞭な発音とテーブルスピーチの引き出し方、終わりのフォロー、次の方への展開の間合いとテンポが絶妙で、各テーブルの皆さんのスピーチが引き立ちました。と同時に、進行は誠にスムーズで、皆さん名残惜しくも時間となりましたが、今年の同窓会を大いに楽しんでいただきました。