世界で戦える人材の育成を
第81回大阪丸高同窓会が、平成30年10月21日(日)にホテルアウィーナ大阪(大阪市天王寺区)で開催されました。本部から山内会長、若宮及び吉原各副会長、杉尾常務理事、鶴岡校長、松田事務局長、香川県大阪事務所の大渕次長を来賓に迎え、151名の会員が集い、世話役を昭和50年卒が務めました。
今年は晴天に恵まれまさに“同窓会日和”となり、開会前から会場内外で旧交を温める談笑の輪が広がっていました。総合司会は小野修一君と谷尾薫さんの元テニス部コンビが務め、第一部の前に讃岐うどんを始めとするお土産などの紹介がありました。
第一部では、「世界の新しい競争原理と求められる人材」というテーマで、大阪大学国際公共政策研究科教授・COデザインセンター長の松繁寿和君(昭和50年卒)の講演がありました。自己紹介ゲームなどを交え、世界企業となったマイクロソフトとアップルのそれぞれの戦略と攻防、グローバル化した世界で戦うための日本の課題とそこに求められる人材の育成などについて、問題提起がありました。
第二部の総会では、香川会長、山内本部同窓会長、鶴岡校長の挨拶に続き、松田事務局長から母校と本部同窓会の近況が報告されました。特に演劇部が全国大会で最優秀賞を受賞した快挙について顧問の豊嶋先生からのメッセージが読まれた時は、会場全体が大いに沸きました。続いて浅田幹事長から会計報告、小嶋副会長から監査報告があり、滞りなく総会を終えました。
第三部では、尺八奏者の坂田梁山氏(昭和52年卒)による演奏があり、その素晴らしい音色に魅了されるともに、尺八についての軽妙な話しぶりで会場は和やかな雰囲気に包まれました。
第四部の懇親会に入り、前同窓会長の橋野博さんに乾杯の音頭を取っていただき、和気藹々とした歓談が始まりました。その合間には、丸高出身の宝塚歌劇団花組の春矢祐璃さんが登壇し挨拶、その後、本部副会長の吉原良一君(昭和50年卒)から讃岐うどんの旨さに迫るスピーチと映像の放映、続いて演劇部のテレビ映像の紹介、そして香川県大阪事務所から県人会の報告など、盛り沢山の内容でした。また大学新入生の紹介があり、今回参加の10名が一人ひとり壇上で紹介された後、代表として原田安美さんから挨拶がありました。その後恒例の世話役引継式に移り、昭和50年卒38名全員が登壇し、大阪代表の松浦博一君と香川代表の吉原君の挨拶の後、世話役のたすきを来年の世話役代表(昭和51年卒)に手渡し、次回も大勢の参加で盛会となることを託しました。
こうして懇親の時間もフィナーレを迎え、浅田幹事長と世話役女性全員による歌唱指導の下、坂田梁山氏とピアニストのマリさんの伴奏で大阪丸高同窓会の歌を、続いて元応援団長の要直樹さんのエールで丸高校歌を参加者全員が歌い、会場は大いに盛り上がりました。最後に伴雅博副会長の中締めにより、本同窓会の更なる発展を祈念し、来年の再会を約しながら閉会となりました。